神戸どうぶつ王国は、兵庫県の六甲アイランドにある動物園です。2014年に神戸花鳥園をリニューアルして誕生した動植物園で、寒さに弱い鳥類や草木を守るための大きな温室が特徴です。さらに、六甲アイランドは埋立地のため、園内にほとんど起伏がなく、ベビーカーや小さなお子さん連れでも移動がしやすいのが魅力です。

神戸市立王子動物園との違い
神戸には、市が運営する王子動物園もあります。料金の安さでは王子動物園に軍配が上がりますが、王子動物園は広大な敷地にゾウやキリンなど世界各国の動物がいる一方で、昔ながらの展示スタイルのため、動物との距離感は遠いです。また、坂が多く、勾配もきついため移動が大変です。
一方、神戸どうぶつ王国はコンパクトな園内に、小型の動物や鳥類が多く、餌やりや触れ合いスポットが充実しているのが特徴です。料金は王子動物園より高めですが、動物との距離感が近いため、よりリアルに生き物の息遣いを感じることができます。


こんな方にオススメ!
- 動物との距離感を楽しみたい方 → 神戸どうぶつ王国
- 昔ながらの動物園や大型動物を見たい方 → 王子動物園
展示スペースのエリア分け
神戸どうぶつ王国は、大きく分けてインサイドパークとアウトサイドパークの2つのエリアに分かれています。

インサイドパーク(屋内エリア)
温室を中心としたエリアで、冬でも暖かく快適に過ごせます。基本的に坂がなく、移動も楽です。
アウトサイドパーク(屋外エリア)
アクアバレーを中心に、ペンギンやアザラシなどの水辺の生き物が展示されています。屋外展示なので、冬場は寒さ対策が必須です!
目玉展示①:南出入口でお出迎え!スマトラトラ
園に入るとすぐに、スマトラトラの展示場が! ガラス越しに間近で観察できるため、迫力満点の撮影スポットとなっています。特に、トラが通路近くにいると、小さな子どもでもしっかり見ることができます。

目玉展示②:草木生い茂るインサイドパーク
スマトラトラ生態園を抜けると、カフェやレストランのある広場へ到着。ここから、アジアの森・熱帯の森・アフリカの湿地といったエリアへ進むことができます。見たい動物がいるエリアを事前にチェックしておくとスムーズに回れます。
目玉イベント!ペリカンフライト
アフリカの湿地エリアでは、ペリカンが館内を一直線に飛ぶイベントが開催されています。
- 開催時間:12時、15時
- 見どころ:他の動物園ではなかなか見られない、ペリカンの飛行シーン!
- 注意点:飛行時間は1分もないので、時間厳守で観覧を!
また、100円で水鳥たちに餌やりができるので、子どもたちにも大人気です。

ふれあい体験ができるコンタクトアニマルズ
北エリアでは、犬・猫・ウサギと触れ合えるエリアがあり、小さなお子さんにオススメのスポットとなっています。
- ワンタッチ・ニャンタッチ → 犬・猫とのふれあい
- ピョンタッチ → ウサギとのふれあい
※ 整理券が必要なので、触れ合いたい方は早めに整理券を入手しましょう。
アウトサイドパークでの餌やり体験
アウトサイドパークでは、ペンギン・オットセイ・アザラシへの餌やりが可能です。
- アザラシのおやつは2025年2月時点で休止中
- ラクダやホース、ポニーに乗ることも可能
- 屋外エリアのため、冬場は防寒対策をしっかりと!
カンガルーとのふれあいは終了
以前はカンガルーとのふれあいが可能でしたが、新エリア建設のため、2025年2月時点ではカンガルーの展示がなくなっています。訪問の際はご注意ください。

フン害対策は必須!
園内には放し飼いの鳥が多いため、頭上に鳥が来た際はフンに注意!
- 帽子をかぶると安心
- ベンチに座る際は、上を確認するのがオススメ
まとめ:神戸どうぶつ王国はこんな人にオススメ!
- 冬でも暖かく動物と触れ合いたい方
- 小さな子どもと一緒に坂の少ない動物園を楽しみたい方
- 鳥類や小型動物との距離を近く感じたい方
一方で、鳥が苦手な方にはオススメできませんが、六甲アイランドに行く機会があればぜひ訪れてみてください!
王子動物園とどちらに行くか迷っている方は、動物との距離感や展示方法の違いを考慮して選んでみてくださいね!

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